常駐しているEXCEL女子が提案。現場のニーズに合ったExcel研修とは

ライオンハイジーン株式会社
営業推進部 営業企画グループ マネージャー 熊野 正裕氏 (写真右)
広域第1営業所 加藤 歩実氏(写真中央)
広域第4営業所 堀川 美穂氏(写真左)
需要創造型ソリューションの提供とイノベーションの追求で、顧客と社員にとって価値ある企業として成長、進化し続けるライオンハイジーン株式会社様。
今回は、常駐しているEXCEL女子より社員様向けのExcel研修を提案し、実施させて頂きました。
目的
個々人のExcel基礎力を上げる
課題
- Excelスキルの個人差が大きい
- 全体的にExcelを活用できていない
効果
Excelの基礎を一つ一つ学ぶことができ、Excelを活用することの魅力付けができた。
研修概要
■カリキュラム
・絶対参照と複合参照とは
・SUMIF関数(関数の基本、練習問題、実践)
■研修形式
ハンズオン
■受講人数
12名
■講師人数
メイン講師1名+サポート1名(常駐EXCEL女子メンバー)
■研修時間
90分
Q.EXCEL女子導入の経緯についてお教えください。

営業企画グループ マネージャー 熊野氏(以下、熊野)
RPAエキスポでEXCEL女子というサービスを知りました。
その時は、セールスフォースの立ち上げにおいて人材を探していたんですが、なかなかそういう人材は不足しているので、基本的なExcel操作ができて、向上心があればいいと思い、お声がけさせていただきました。
紹介頂いた方は、セールスフォースを触ったことがなかったのですが、色々勉強したいという気持ちをお持ちだったので、お願いしました。あと人当たりがよかったのも重要でしたね。
Q.業務において、Excelの活用方法をお教えください。
熊野
営業は主に売上の分析でほぼ全員がExcelを使用していますね。スタッフも商品軸とか利益のベースの計算などのデータ処理で使用していますが、8割はExcelで、あとはAccessだと思います。
Q.Excelを活用する上での課題があればお教えください。

熊野
当社の取り組みとして、必ず各営業所の若手にExcelが得意となるように勉強してもらったり、育成している人材がいて、そういった人が主幹となって活用できるようにシートを作っています。そのため、Excelスキルに差が出ており全体的なバランスが非常に悪いのが課題でした。
若手がいれば、業務に支障はないので危機感もないですね。今はEXCEL女子の方もいるので、都度聞いて対応しているというのが現状ですね。
ただ今日みたいな基本的なデータの作り方を理解していれば、欠落データなどが減ると思います。
基礎を知らないと、どこをどう操作すればいいのか、入力すればいいのかわからない上、必要なデータを消してしまうこともありえますからね。
Q.今回の研修を実施するにあたり、EXCEL女子から提案させていただいたそうですが、実施の決め手、また研修の目的をお教えください。

熊野
Excelやデータのベースのさわりはどこかでやりたいと思っていたので、いい機会でした。これを機になにかしら会社で定期的にこういったシステム系の研修ができればいいかなと考え、研修の実施を決めました。
Q.御社のニーズを踏まえて、絶対参照、相対参照、SUMIFという研修となりましたが、いかがでしたか?
熊野
この研修だけで課題のすべてが解決というわけではもちろんないですが、なにかのきっかけ、例えば覚えたり、知っていると非常に便利なことって世の中にいっぱいあるんだよという気づきであったり、自分で勉強するきっかけになるといいなと思いました。
Q.当社では、「良い意味で顧客の期待を裏切る」というPRINCIPLES(行動指針)を持っていますが、なにか裏切られた!というようなエピソードはありますか?

熊野
EXCEL女子の何に対しても自ら学習していこうという意識ですね。初めて触るセールスフォースにも自ら積極的に触れて学んでいってくれた点がすごく助かりました。
Q.ご担当されている業務において、Excelの活用方法をお教えください。

広域第1営業所 加藤氏(以下、加藤)
元々Excelをそんなに知らないこともあり、業務では合計を出すことや作られたシートに数字を入力するというようなことだけだったので、困るといいますか、そもそもわかっていませんでした。

広域第4営業所 堀川氏(以下、堀川)
今年から異動したのですが、以前の部署よりデータを扱うことが多くなり、今教えてもらって必死に学んでいるんですが、基本的な関数は大学で学んでいたものの実務では活かせていませんでした。
Q.研修に参加されるにあたり、期待されていたことをお教えください。
加藤
入社してからExcelの研修を受けたことがなかったので、今よりももっと自分に必要なデータ、例えば商品別やお客様別の売り上げデータなどがそういうことがパパっとできるような関数が知れるのかな、Excelをもっとわかるようになるのかなという気持ちで参加しました。
Q.研修後の感想をお教えください。

加藤
SUMIF関数を使ったことがなかったんですけど、うまく使いこなせれば、一つの数式いれるだけで縦にも横にも広がるということに驚きでしたし、活用できそうだと思いました。また選択する場所とかを一つずつ教えてもらって活用できたのも、裏技といいますか、このキーを使うと全部選択できるよとかそういうこととかも初めて知ることが多くて、それだけでも参加してよかったと思いました。
堀川
速くて正確なデータ集計などができるように今日教えていただいた技を活用できるようにしていきたいと思いました。
Q.他にExcelで学びたい関数などはありますか?
加藤
COUNTIFやVLOOKUPですかね。見たことはあると思うんですが、実際使ったことがないので機会があれば、学んでみたいと思いました。
熊野
営業はあまりVLOOKUP使っていないようですね。今よりもっとExcelを学んで使いこなせるようになれば、よりデータを活用できるようになると思います。営業の人たちがExcelを学ぶ機会がもっとあれば、自分たちがやりたいことはほぼできるようになると思うんですよね。スタッフになると扱うデータが大きいものが多いので、そちらは難しいかもしれませんが。
Q.今回の研修はどのような方にお勧めでしょうか?
堀川
ほとんど全社員対象になると思います。若手の方からちょっと苦手な人まで。大学で学んでいても、実務では使いこなせていないところもあるので、思い出せるきっかけにもなると思います。
※この記事は2020年2月18日に取材させていただいたものです。
企業情報

社名 :
ライオンハイジーン株式会社
事業内容 :
・ 厨房用洗浄洗剤等の製造販売
・ 厨房用洗浄機器の製造販売
・ 毒物および劇物の製造販売
・ クリーニング用洗剤の製造販売
・ 衛生診断業務および衛生用品の販売
・ 前各号の製品の輸出入業務
・ 前各号に付帯関連する一切の事業
設立 :
1982年12月8日