「VBAって、もう古いですよね?」
ここ数年、そんな声を聞く機会が増えました。AI、ノーコード、RPA、Python…。
業務自動化の選択肢が広がる中で、“Excel VBA終了説”のような話題もよく見かけます。
ですが実際の現場では、2026年現在もVBAは数多く使われ続けています。
特にバックオフィスや営業管理、データ集計、レポート作成など、“毎日発生する定型業務”では、今なおVBAが現役です。
この記事では、
を、実務目線でわかりやすく整理していきます。
VBAが“オワコン”と言われる背景には、大きく3つあります。
データ分析や自動化領域では、PythonやAIツールの利用が急速に拡大しています。
特に、
などの登場により、「VBAを書かなくても自動化できる場面」が増えてきました。
VBAは便利な反面、“作った人しかわからない”状態になりやすいという課題があります。
Google WorkspaceやSaaS活用が増えたことで、「そもそもExcelを使わない」業務も増えています。
その結果、「VBAだけで完結する世界」が少しずつ縮小しているのも事実です。
一方で、VBAが消えていないのにも理由があります。
これが最大の理由です。
企業の現場には今も、
など、Excelベースの業務が大量に存在しています。
VBAの強みは、“現場ですぐ直せる”こと。
システム開発ほど大げさではなく、RPAほど導入コストも高くない。
これも現場では大きいポイントです。
一方VBAは、現場担当者レベルでも改善できるケースが多い。
2026年でも、以下のような業務ではVBAが現役です。
| 業務 | VBA活用例 |
|---|---|
| 営業事務 | CSV整形、自動転記 |
| 経理 | 月次集計、請求処理 |
| 人事 | 勤怠データ加工 |
| マーケ | レポート生成 |
| 情シス | ファイル整形、自動配布 |
| 在庫管理 | データ統合・更新 |
「VBAは古い」と言われる一方で、実際の企業現場では今も業務改善ツールとして活用されています。
ここでは、EXCEL女子の支援事例から、実際の活用ケースをご紹介します。
保険業界では、見積書・申込書の作成業務にExcel VBAを活用。
複雑な条件分岐や特約選択を自動化し、全国3,000店舗で利用されるツールとして運用されています。
特に印象的なのは、
という現場課題を、Excelベースで改善している点です。
ITコンサル企業では、Excel VBAとPower Queryを活用し、日次の課題管理集計を自動化。
現場では、
といった“現場あるある”が発生。
大手SIerの営業部門では、見積データ抽出や差異確認業務をVBAで自動化。
複数営業課・大量商品データを扱う中で、
などを効率化しています。
ECサイト運営では、商品掲載順の調整やカテゴリ制御など、複雑な条件整理をVBAで自動化。
この事例では、
など、手作業だとミスが起きやすい工程を改善しています。
とはいえ、「VBAだけ」で長く戦うのは少し難しくなってきています。
今後は、
のような“組み合わせ型”が重要になります。
面白いのは、AI時代になって逆にVBA活用がラクになっていることです。
つまり今後は、「ゼロから全部書ける人」よりも、
「現場業務を理解し、AIを使いながら改善できる人」の価値が上がっていく可能性があります。
VBAは確かに“最新技術”ではありません。
むしろ今後は、
「VBAしかできない人」ではなく、
「VBAも使いながら業務改善できる人」
が求められていく時代になりそうです。
「Excel運用が属人化している」
「VBAファイルがブラックボックス化している」
「集計業務をもっとラクにしたい」
そんな現場課題に対し、コクーの EXCEL女子 では、
など、“現場に寄り添う業務改善”をご支援しています。
ぜひ、お困りごとがございましたらEXCEL女子サービスをご検討ください。