条件に応じてデータを分類したいとき、PowerQueryの条件列の機能を使用すると、作業効率がぐっと上がります。条件列とはその名の通り、データに対して条件を定義し、それに基づいて新たな値を返す列を追加する機能です。
Power Queryで条件列の機能を使用するとき、IF文のコードを書くという方法もありますが、今回はコードを書かずに条件列を追加する方法をご紹介します。
こちらのほうが簡単に操作することができるので、Power Queryに慣れていない方でも難なく使用していただける方法です。ぜひお試しください!
Power Queryは、Microsoftが開発したデータ処理ツールで、データを取り込んだり変換したりするためのマイクロソフトのアドインです。
Power Queryを使用すると、
などを行ったりすることができます。データの取り込みや変換作業を効率化するための機能が豊富に備わっており、データ分析やレポート作成の時間を大幅に短縮することができます。
参考記事:Power Query(パワークエリ)とは?Excelの限界を超える画期的なデータ処理を実現!
条件列の演算子は、条件を定義するデータの型によって指定できるものが異なります。
「指定の値に等しい」「指定の値で始まる」「指定の値を含む」など
「指定の値に等しい」「指定の値より大きい」「指定の値以上」など
CドライブのPowerQueryフォルダにあるフォルダー「使用データ」にあるブック「住所変換」を使用し、条件列の追加について解説します。
※前回ご紹介した「住所を都道府県と市区町村に分割する方法」をもとに、都道府県の列を作成してから作業してください。
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の場合「対象」、それ以外の場合「対象外」と表示する列を追加します。
今回は、PowerQueryの条件列の機能をご紹介しました。
データを分類したい時や、条件に合ったデータだけ抽出したい時に非常に有用な機能です。積極的に活用し、業務を効率化していきましょう!
今回は、PowerQueryの条件列の機能をご紹介しました。
データを分類したい時や、条件に合ったデータだけ抽出したい時に非常に有用な機能です。積極的に活用し、業務を効率化していきましょう!
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