複雑だった作業進捗管理を、現場で使い続けられるkintone(キントーン) へ。
今回は、製造業のお客様に向けて、kintoneを活用した作業進捗管理システムの改善支援を行った事例をご紹介します。
図面ごとの進捗状況や担当者、作業時間の把握がしづらく、既存の管理方法では現場で使いにくいという課題がありました。
そこで、不要な項目を整理しながら、現場の作業者が迷わず入力でき、管理側も進捗を確認しやすい仕組みへと改善。
kintoneの標準機能だけでは対応が難しい部分にはプラグイン活用も提案し、実用性の高いシステムづくりを支援しました。
単にシステムを作るのではなく、お客様と対話しながら「現場で使い続けられる形」を一緒に整えていった、伴走型の業務改善事例です。
担当業務内容を詳しく教えてください。
kintoneを活用した、作業進捗管理システムの改善支援を行いました
製造業のお客様に対して、kintoneを用いた作業進捗管理システムの改善支援を行いました。
もともとお客様は、図面ごとの作業進捗や担当者、作業時間を管理したいというご要望をお持ちでした。
一方で、既存の管理方法では情報の見通しが悪く、現場で確認・入力しづらい状態になっていました。
そこで、現在の業務フローや入力項目を確認しながら、作業者が迷わず使える画面設計と、管理側が進捗を確認しやすい構成を目指して改善を進めました。
主な業務内容:
- 既存アプリ・管理表の確認
- 業務フローと入力項目の整理
- 図面ごとの作業進捗管理設計
- 担当者・作業時間を確認しやすい項目設計
- 不要項目の整理・削除提案
- kintone標準機能で実現できる範囲の整理
- プラグイン活用の提案
- 現場で使いやすい入力画面への改善
導入前にお客様が抱えていた課題は?
図面ごとの進捗や担当者が把握しづらく、作業時間の集計にも手間がかかっていました
導入前は、図面ごとの作業進捗や、現在どの担当者がどの作業を進めているのかを把握しづらい状態でした。
また、作業時間を集計して原価計算に活用したいという目的がありましたが、既存のクロス集計表は秒数表示で分かりにくく、操作も複雑だったため、現場で実用しづらいという課題がありました。
管理したい情報はあるものの、入力・確認の手間が大きく、日々の業務の中で使い続けるには負担が大きい状態でした。
課題解決のために何をしましたか?
不要な項目を整理し、現場が使いやすいシンプルな設計に見直しました
まずは、お客様が本当に管理したい情報と、現場で入力すべき情報を整理するところから始めました。
最初から多機能なシステムを目指すのではなく、現場の作業者が「面倒くさい」と感じずに入力できることを重視。
不要な項目を洗い出し、管理に必要な情報だけが残るように設計を見直しました。
また、kintoneの標準機能だけでは実現が難しい要望については、無理に標準機能で対応するのではなく、プラグインの活用を提案しました。
これにより、現場の使いやすさと、管理側が確認したい情報の見やすさを両立できるようにしました。
主な取り組み内容:
- お客様へのヒアリング
- 必要項目・不要項目の整理
- 入力画面のシンプル化
- 図面ごとの進捗確認方法の整理
- 担当者・作業時間の見える化
- 原価計算に活用しやすい集計設計
- kintone標準機能で難しい部分へのプラグイン提案
- お客様と一緒に作り上げる伴走型の進行
支援の中で工夫した点はありますか?
一方的に開発するのではなく、お客様と一緒に“使える形”を作りました
今回特に意識したのは、一方的に開発を進めるのではなく、お客様と会話しながらシステムを作り上げることです。
業務改善では、機能を増やすほど便利になるとは限りません。
むしろ、入力項目が多すぎたり、操作が複雑だったりすると、現場で使われなくなってしまうことがあります。
そのため、
「本当に必要な項目は何か」
「現場の人が毎日入力できるか」
「管理者が確認しやすいか」
を一つずつ確認しながら、シンプルで実用的な設計を目指しました。
つまずいた点はありますか?どう解決しましたか?
kintone標準機能で難しい要望は、プラグイン活用で解決しました
プロジェクトの中では、kintoneの標準機能だけではすべての要望を満たすことが難しい場面もありました。
特に、集計や表示のしやすさに関する部分では、標準機能だけで無理に対応しようとすると、かえって操作が複雑になってしまう可能性がありました。
そこで、標準機能でできること・できないことを整理したうえで、必要に応じてプラグインの活用を提案。
お客様の要望を実現しながら、現場で使いやすい形に近づけることができました。
実際にどんな効果がありましたか?
図面ごとの進捗・担当者・作業時間を確認しやすくなりました
改善後は、図面ごとの作業進捗や担当者を、リスト上で確認しやすい状態に整えることができました。
また、作業時間の集計にも活用できるようになったことで、原価計算に必要な情報を集めやすくなりました。
現場の入力負担を抑えながら、管理側が必要な情報を確認できる仕組みに近づいたことが、大きな成果です。
今後のご支援について教えてください。
“導入して終わり”ではなく、現場で使い続けられる仕組みづくりを支援していきたいです
kintoneは柔軟に業務アプリを作れる一方で、最初の設計が複雑になりすぎると、現場で使われなくなってしまうこともあります。
だからこそ、最初から完璧を目指すのではなく、まずは現場で使えるシンプルな形を作り、運用しながら改善していくことが大切だと感じています。
今後も、お客様の業務内容や現場の声に寄り添いながら、日々の作業が少しでも楽になるような業務改善支援に取り組んでいきたいです。
kintone活用に、こんなお悩みはありませんか?
- kintoneを導入したものの、うまく使いこなせていない
- 入力項目が多く、現場の負担になっている
- 作業進捗や担当者の状況を見える化したい
- Excelや紙の管理から脱却したい
- 原価計算や作業時間集計に活用できる仕組みを作りたい
- 開発会社に丸投げではなく、相談しながら進めたい
kintoneを業務に定着させるには、現場の作業者が「面倒くさい」と感じない入力設計にすることが大切です。
最初から完璧を目指すのではなく、不要な項目を整理し、現場に合わせて少しずつ改善していくことで、使われ続ける業務アプリに近づきます。
業務に合ったkintone活用や、既存アプリの見直しをご検討中の企業様は、ぜひ一度ご相談ください。
※kintone(キントーン)伴走支援サービス についてはこちら
