タレントパレットを活用し、組織の人材データの一元管理・可視化・活用を担当しています。

《具体的には》

• タレントパレットの設定作業

• 月次更新作業

• 既存機能の改善提案や新規機能の検証対応

• 社内問い合わせ対応

• インポートデータの加工

社員のスキルや資格、勤怠情報などを分析・可視化し、適材適所の人材配置や育成計画の立案を支援しています。

社員一人ひとりのスキルや資格を十分に把握できず、適切な配置や育成計画の立案が難しい状況

お客様は「人材データをまとめて活用する仕組みが整っていない」という課題を抱えていました。

また、勤怠や資格などの情報が複数のシステムやExcelファイルで分散管理されていたため、統合的な分析やリアルタイムでの可視化が難しく、人事施策に十分に活用できていませんでした。

課題を整理したうえで、次のようなステップで取り組みを進めました。

① スキル情報の見える化

• これまでExcelで管理していたスキルマップをベースに、タレントパレット上で入力・チェックができる仕組みを構築。

• 社員が記入しやすいフォーマットを新たに作成し、全社員のスキルや資格を一覧化できるように。

  ▶　その結果、面談や育成計画にすぐ活かせる「スキルデータベース」が整備。

② 人材データの一元管理

• 勤怠や資格など、複数システムやファイルに分散していた情報を整理・統合。

• 必要なデータを一つの画面から参照できるように。

   ▶　「あの情報はどこに？」という探す手間がなくなり、必要なときにすぐ確認できる環境を実現。

③ データの活用・分析体制づくり

• スキル分布や資格取得状況、勤怠傾向をダッシュボードで自動可視化。

• リアルタイムで状況を把握できるようにし、マネジメント層が配置検討や育成方針をすぐに判断できる体制を構築。
  
  ▶　Excelで時間をかけていた集計・分析作業を、数分で完了できるようになりました。

今回の取り組みによって、次のような効果が得られました。

① 育成・配置の精度アップ

• Before：社員一人ひとりのスキルや強みが把握できず、配置や育成計画が属人的になっていた。
• After：スキル情報の見える化により、個々の強みや成長領域が明確に。社員の育成意欲と組織の方針を一致させた、戦略的な人材活用が可能に。

② データ集計・分析の効率化

• Before：Excelで時間をかけて集計・分析していた。

• After：ダッシュボードで自動化し、数分で確認できるように。人事担当者やマネジメント層の負担を大幅に軽減。

③ 社員・マネジメント双方にメリット

• 社員：自分のスキルや成長状況をいつでも確認でき、モチベーションアップにつながった。

• マネジメント：組織全体やメンバーの状況をリアルタイムで把握でき、人材戦略を迅速に検討できるようになった。

④ 情報アクセス性の向上

• これまで分散していた情報が整理され、必要なときにすぐ取り出せる体制を実現。

• 継続的な人材育成と、計画的な人事運営を支える基盤づくりを実現した。

今後は、まだ活用していない機能の実装支援や、社員がより簡単に操作できるような改善提案を行い、さらなる活用促進を目指していきます。

「タレントパレットに人材情報はあるが、活かしきれていない」とお悩みの企業様におすすめです。
EXCEL女子が導入・運用を支援し、データの一元管理と可視化を実現することで、人材育成と戦略的な配置をサポートします。