愛知県に本社を置く歯車に特化した総合メーカーの株式会社ジェイテクトギヤシステム様。生産状況や検査結果をPower BIでアウトプットする取り組みをスタートされましたが、今後の活用推進のために、コクーの「Power BI」研修を受講いただきました。
今回の目的 |
|
---|---|
導入前の課題 |
|
導入後の効果 |
|
研修概要
カリキュラム
- データの読み方(MECEの考え方/中央値・最頻値・ヒストグラム・相関/グラフなど)
- Power BIについて(Power BIとは/サービスや接続先/リレーション/メジャー/正規化プライマリーキーなど)
- ダッシュボードの作成(簡単なダッシュボード作成)
- Power Query(Power Queryによるデータ突合や整形など)
- ハンズオン(実際のデータからダッシュボードを構築)
研修形式・研修時間
対面研修、合計5日間(複数日程にわけて研修を実施)
受講人数・講師
メイン講師1名で、合計23名の受講者様に研修を実施
インタビュー
株式会社ジェイテクトギヤシステム
製造統括部 技術員室 製造技術G
北折 潤氏
株式会社ジェイテクトギヤシステム
経営企画統括部 ITマネジメント部 サポートG
加藤 了嗣氏
株式会社ジェイテクトギヤシステム
経営企画統括部 ITマネジメント部 サポートG
中西 恵一氏
ジェイテクトギヤシステム様は、どのようなサービスを提供されておられるのでしょうか?
北折さん
はい、私どもは、愛知県に本社を置く歯車に特化した総合メーカーです。「ハイポイドギヤ」や「デファレンシャルギヤ」など、自動車部品と一般機械用歯車、工作機械の開発・設計・製作・販売をしております。
今回、研修を企画された背景・お持ちになっていた課題などをお聞かせください。
北折さん
私は、現場に近い立場でDX担当を務めております。最近、社内の生産状況や検査結果をPower BIでアウトプットする取り組みを開始しました。しかし、この新しいシステムを活用していくにあたり、社内でPower BIを使いこなせるメンバーが不足していることが課題となりました。そのため、社員のスキル向上を図り、Power BIを効果的に活用できる人材を育成したいと考えるようになりました。
加藤さん
私が所属するIT部門では、Power BIの基本的な知識や一連の流れは理解できていましたが、工場管理部門のメンバーは、Power BIで何ができるのか、どのような活用方法があるのか、まだ手探りの状態でした。
北折さん
そうですね、Power BIを見る、ということを始めたばかりでしたからね。実際にダッシュボードなどを構築するメンバー以外も、どのようなアウトプットができるのかという理解を深めてもらえたら、社内活用もより一層進むのではないかと考えていました。
研修を検討されるなかで、コクー社の研修を選んでいただけたポイントはなんでしょうか?
北折さん
コクーさんの研修を選んだ理由はいくつかあります。まず、弊社のデータを使ったハンズオン研修をご提案いただけたこと、そして、遠方であるにも関わらず対面研修を実施していただけるという点が決め手となりました。
研修の感想や、効果・成果を感じた部分があれば、お聞かせいただけますか?
加藤さん
研修を受講する前は、ある程度の初期設定は理解していたものの、データからグラフを作成する程度のことしかできませんでした。しかし、研修後には、スライサーなどの詳細設定や操作方法を具体的に学ぶことができ、大変勉強になりました。また、Power BIに計算させるべきデータなのか、事前に加工が必要なデータなのかを改めて認識することができました。特に、北折さんのようにPower BIの理解が深いメンバー以外の場合は、元のデータをある程度加工してあげることも重要だと実感しました。
中西さん
研修後、早速Power BIでダッシュボード作成に挑戦してみたものの、まだ思うようにいかない部分もあり、正直なところ操作に難しさを感じることもあります。しかし、研修を通して成長できた部分も確実にあります。これまでは単にデータを持っているだけでしたが、可視化の手法を学んだことで、データをどのように活用できるかという発想が具体的になりました。この点は、研修を通して大きく成長できたと感じています。
北折さん
今回、Power Queryの研修も受けさせていただきましたが、Power Queryを理解し活用することで、Power BIの使い勝手が格段に向上すると感じました。そのため、今回の研修を通して、データクレンジングや、事前にデータを準備しておくことの重要性を再認識しました。また、私は普段IT部門ではない部署に所属しており、Excelを使う際にも限られた機能しか利用していませんでしたが、今回の研修で新たな機能を学ぶことができ、大変勉強になりました。
加藤さん
ダッシュボードを構築する担当者だけでなく、管理側のメンバーも、どのような要求をすれば良いのか理解できるようになったと思います。
北折さん
ええ、そうですね。ダッシュボードを作るというより、むしろ使う側のイメージが湧きやすくなったと感じています。
今まではPower BIで何ができるのか具体的に分からなかったため、指示を出すのも難しい状況でした。「これはPower BIで実現できますか?」と毎回確認することも多かったのです。しかし、Power BIの理解が進み、依頼側と構築側で共通の認識を持てるようになったことで、指示出しがスムーズになりました。
加藤さん
指示を出す側と受ける側の双方が、何をすべきか明確になったと感じています。
さらに、今回、北折が研修を実施したことを社内に周知したことで、これまでPower BIを活用していなかった部門からも「ぜひ使ってみたい」という声が上がるようになりました。それらの部門のメンバーに対して、私たちも一定の指導ができるようになったことは、大きな成果だと感じています。
研修を対応した講師についてはいかがでしたか?
加藤さん
講師の方の説明は非常に分かりやすかったです。
今回の研修参加者は、私たちIT部門のメンバーのように事前にPower BIに触れた経験がある者もいれば、全く触れたことのない者もおり、スキルに差がありました。そのため、講師の方も大変だったのではないかと思います。しかし、講師の方が、つまずいている様子の受講生に積極的に声をかけてサポートしてくださったおかげで、誰一人ついていけなくなることなく、全員がグラフ作成までできるようになりました。研修の成果は十分に得られたと感じています。
コクー社の『研修』について、おすすめポイントがございましたら、研修を検討されている方にメッセージをいただきたいです。
北折さん
コクーさんの研修は、eラーニングのように各自に任せる形式ではなく、きめ細やかなフォローが受けられる点が魅力です。また、事前に弊社のデータとアウトプットイメージを共有し、弊社仕様にカスタマイズしていただけたことで、より自社にとって有益な研修内容となりました。
さらに、IT部門のメンバーが知識やスキルを深めるだけでなく、社内でのPower BI活用を促進するために、構築担当以外のメンバーにも機能理解を促すことで、構築側の苦労を実感してもらうことができます。Power BIの活用促進、ダッシュボード構築、そして部門間のコミュニケーションも円滑に進むようになると思いますので、まずは初級レベルの研修から実施されることをお勧めします。
企業情報

社名
株式会社ジェイテクトギヤシステム
設立
1958年7月14日
事業内容
自動車部品並びに一般機械用歯車の製造・販売および工作機械の開発・設計・製作・販売
※インタビュー:2025年1月に実施