今回の目的
  • 山形県内の企業様を対象とした、ICT人材の育成
  • RPAツール「マクロマン」の実践利用
導入前の課題
  • RPAツールを初めて触る
  • 開発ノウハウがない
導入後の効果 ライセンス料金完全無料のRPAツール「マクロマン」で、スクリプト開発ノウハウを習得して、業務で自動化を実装できるようになった。

研修概要

カリキュラム

  • RPAとは
  • 無償RPAツール「マクロマン」とは
  • マクロマンで触るExcel操作
  • マクロマンで触るWeb操作

研修形式

ハンズオン形式

受講人数

16名

講師人数

メイン講師1名/サポート1名

研修時間

7時間(休憩1時間+20分)

講座風景

講座風景(手前:コクー社員の濵武、奥に着席している方たちが受講者です)

インタビュー

ICT実践人材育成 専門講座とは?

IoT、ビッグデータ、AI等の普及・浸透は、「第4次産業革命」などの大きなうねりとなって産業や社会のあり方を大きく変えつつあります。

山形県では各産業分野において新たな需要開拓や人手不足が課題となっています。そういった課題解決のため、ICTを現場で利活用できる実践的人材の育成に向けて開催している専門講座です。

参加企業の方の参加理由はどのようなことだったのでしょうか。

「RPAがどういうものなのかが理解できていない」「RPAツール自体をそもそも触ったことがない」などが挙げられていました。

また、これら意外にもRPAツールのスクリプト開発自体は業者に委託して開発していくものだという認識があったため、自身で学んでスクリプト開発が進むのかという点に不安を感じていました。

参加者の方々のEXCELスキルはどの程度だったのでしょうか。

四則演算の計算で関数を使って行うことができるレベルの方々でした。RPAの概念を理解する上では特段抵抗はなく、研修内容も理解することが出来たようです。

マイクを使う講師

※講師はマイクに向かって話し、受講者の方々のヘッドセットに声を届けます。

画面を見る受講者

※受講者の方々は2つの画面を確認します。1つはご自身が操作している画面、1つは講師の画面を照射しています。

受講後のお声 ※一部企業様のみ抜粋

受講者のアンケート

  • アンケート回答数 16名
  • 満足度 100%

ICT実践人材育成 専門講座 (アンケート結果2020年9月12日実施分)

製造業様


RPAについては業務効率化ツールとして認識はしていましたが、他社製品のように有償ライセンスのイメージ強く、手を出せずにいました。マクロマンのように無料で導入できるRPAツールがあることに、社内での業務効率化の可能性を感じました。
また、マクロマンについてはVBAに近い操作感で、VBAよりも直感的なスクリプト作成が可能だと感じました。本研修の受講後に実際に開発した内容が20分程度かかっていた作業が5分程度で完了するようになるマクロマンのスクリプト作成をしました。

大手製造・販売企業様


本研修の受講後にはいくつか社内でも使えるかもしれないと可能性を感じ、すぐにダウンロードしました。ダウンロード後は、研修で学んだ知識を元に基幹システムからデータを抽出する毎日の作業を自動化することができました。この作業自体は、時間を要するものではありませんがミスが許されない作業でした。これをマクロマンで自動化することを可能にし、作業ミスを防ぐ事ができました

企業情報
山形県 みらい企画創造部 ICT政策推進課

社名

山形県 みらい企画創造部 ICT政策推進課

企業HP

https://www.pref.yamagata.jp/

事業内容

・ICT施策の総合企画及び調整
・地域情報化の推進
・行政の情報化の推進・県基幹高速通信ネットワークの管理及び運営
・情報処理システムの開発及びその支援
・社会保障
・税番号制度に係る情報システムの運用管理

※取材日は2021年3月です