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システム運用保守の役割とは?企業が外注・内製を検討する理由を解説!

更新日:2025.05.21

システム運用保守の役割とは?企業が外注・内製を検討する理由を解説!

目次

はじめまして、社内IT業務支援を担当している香取です。
あるとき、社内のExcel業務が属人化していて、異動があるたびに引き継ぎがスムーズにいかず、日常業務の進行に支障をきたしていました。システム導入だけでは回らない“日々の運用”の重要性を、身をもって痛感したのを覚えています。

今回は、そうした「システム運用保守」の役割や必要性について、企業が抱える課題を交えながら、内製と外注どちらを選ぶべきか、その判断基準までわかりやすく解説します。後半では、日々の業務支援におすすめのサービス「EXCEL女子」についてもご紹介します。

システム運用保守とは?

虫眼鏡のイメージ

システム運用保守とは、ITシステムを安全・安定的に稼働させるための継続的な管理業務です。

システム導入はゴールではなく、スタートにすぎません。導入後にどれだけ適切な運用ができるかが、業務効率やトラブル対応の質を大きく左右します。

主な役割

具体的には、以下のような業務が含まれます。

  • 監視:システムが正常に動作しているかを常時チェック(例:ログ監視、アラート対応)
  • 障害対応:トラブル発生時の迅速な原因究明と復旧対応
  • アップデート対応:ソフトウェアやOSの更新、セキュリティパッチの適用
  • バックアップ・リストア:万が一に備えたデータ保護体制の構築
  • ユーザー対応:社内ユーザーからの問い合わせやサポート対応

このように、運用保守は「縁の下の力持ち」。トラブルが起きない限り表に出にくい仕事ですが、ビジネスを止めないための重要な土台です。

運用保守は外注と内製、どちらが良い?

選択するイメージ

結論から言うと、企業のフェーズや体制に応じて「ベストな選択」は異なります。

企業のIT部門は、日々の業務だけでなく、新規システム導入やDX対応、セキュリティ強化など多くの課題を抱えています。その中で運用保守まで担うのは、人的・時間的コストの観点からも現実的ではないケースが増えています。

そこで選択肢に上がるのが「外注(アウトソーシング)か内製(自社対応)か」の判断。どちらにも一長一短があり、単純なコスト比較では見えてこない“本質的な選び方”が重要になります。

外注(アウトソーシング)のメリット

1. 専門性の高い人材を即戦力として確保できる

例えば、セキュリティ対策や24時間監視といった高度な運用は、経験豊富なベンダーに任せた方が確実です。自社で同レベルの体制を構築するには多大な時間と予算がかかります。

2. 常時対応体制の確保が可能

夜間・休日・災害時など、予測できない障害に対応するには、人的リソースの厚みが必要。外注であれば、あらかじめSLA(サービスレベル契約)を結ぶことで、確実な稼働を期待できます。

3. 教育コストが不要

新たな人材を採用し、育てる必要がなく、スピーディーに稼働開始できるのも大きなメリットです。

外注のデメリット

1. 業務理解の深さに限界がある

どうしても“委託”である以上、ベンダー側は全社的な業務背景や人間関係の理解に乏しく、細かいニュアンスまでキャッチしきれないことがあります。

2. 情報漏えいリスク

機密性の高い業務を外部に出す以上、契約・管理体制を整える必要があります。特に個人情報や財務データなどを扱う場合は、委託元としての責任も問われます。

3. コミュニケーションコスト

社内とベンダー間の意思疎通がうまくいかず、「言った・言わない」「伝わっていない」といったトラブルに発展するケースも。

外注と内製の選び方は?判断ポイントを解説

チェックのイメージ

最適な選択は「人材・体制・業務の重要性」のバランスで見極めましょう。

企業のフェーズや業務内容によって、最適な選択肢は異なります。以下の判断軸を参考に、自社に合った体制を検討してみてください。

① システムの重要度とリスク

「止まると数百万円単位の損失が出る」ようなシステムや、クライアントに直結する業務系システムであれば、外注による専門的・安定的な運用が望ましいです。

一方、社内限定の小規模なツール管理などは、社内リソースでの内製でも十分対応可能なケースが多いです。

② 社内ITリソースの充足度

IT部門が既に人手不足、または業務の偏りが激しい場合は、運用保守の一部または全部を外注化して負担を分散することが有効です。

逆に、IT人材が豊富で、日々のナレッジがしっかり蓄積されている場合は、内製化によって柔軟性と業務理解の深さが強みになります。

③ ハイブリッドという選択肢

一部業務だけ外注し、要所は内製で管理する「ハイブリッド型」も有効です。

例えば

  • 24時間体制の監視だけ外注、通常運用は社内対応
  • 障害対応とバックアップだけ外注、日常業務は内製

このような分担により、コスト効率と柔軟性を両立できます。

④ コストだけで決めない

運用保守において「費用の安さ」だけで判断するのは非常に危険です。むしろ、トラブルを未然に防ぐことの価値をどう評価するかが重要です。

数時間のダウンタイムが信用喪失や売上損失につながる場合、外注による迅速な復旧体制が将来的には「安くつく」選択になる可能性もあります。

Excel業務の運用保守に「EXCEL女子」が最適な理由

上昇のイメージ

「ITインフラではなく、日々のExcel業務の効率化に悩んでいる」そんな企業におすすめしたいのが、コクー株式会社の「EXCEL女子」です。

EXCEL女子とは?

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  • 業務の見直し提案やマクロ・VBAを用いた自動化対応
  • 短期〜長期プロジェクトにも柔軟に対応可能

「内製では限界。でも、完全な外注はハードルが高い」。そんな間を埋めるのが、EXCEL女子のような“実務寄り”の伴走型支援です。

まとめ:システム運用保守は最適な体制づくりが鍵

成功のイメージ

運用保守は、IT環境の安定を守る「縁の下のプロフェッショナル」です。外注と内製のどちらが優れているかは一概に言えず、自社の体制・リソース・目的に応じた判断が求められます。

もしExcelを活用した日常業務に課題を感じているなら、コクー株式会社の「EXCEL女子」をぜひご検討ください。業務の属人化解消、作業時間の大幅短縮、現場の声を拾った業務改善――そのすべてを、伴走型で実現します。

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