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タレントパレットとは?特徴とメリット・デメリットを解説!

2024.02.29

タレントパレットとは?特徴とメリット・デメリットを解説!

目次

「タレントパレット」のCMを目にし、気になっている方も多いのではないでしょうか?

タレントパレットとは、社員の能力を最大限引き出し企業の持つ力を最大化するためのタレントマネジメントシステムのことです。

この記事では、今話題の「タレントパレット」の特徴や、導入メリットとデメリットについて解説します。「タレントパレットで何が変わるのか」その魅力や機能を詳しくご紹介します!

この記事はこんな人におすすめ!

  • 人事戦略を模索中のHR担当者
  • 離職防止・採用管理を強化したい方
  • タレントパレットについて知りたい方

タレントパレットとは?

タレントパレットとは、企業の持つ人材に着目した「タレントマネジメントシステム」です。

タレント(能力)マネジメント(管理)の名の通り、従業員の経歴やスキルなど人材データを分析することで、組織の潜在能力を引き出し最大化させる設計になっています。

人材データの一元管理はもちろん、人事業務の効率化、戦略的な人材配置の実現、評価制度と育成計画の最適化、離職防止の取り組みなど、幅広く企業の組織力を強化できるのもタレントパレットの強みです。

タレントパレットの特徴とは?

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タレントパレットは従業員の能力を「見える化」し、組織内でそのスキルを最大限発揮できる環境を整えるためのシステムです。

ここでは具体的にどのようなことができるのか、タレントパレットの3つの特徴をみていきましょう。

科学的な人事戦略を叶える人材データベース

タレントパレットは、これまでカン・経験に頼りがちだった人事戦略を、客観的データに基づいた「科学的人事」へ進化させるためのツールです。

社員情報をデータベース化することで個人のスキル・適正を正確に把握し、企業にとって最適な人材配置や人材育成プランの実行を支援してくれます。

複数の評価を組み合わせて人材育成を最適化

なにかと手間のかかる人事評価も、タレントパレットなら評価シートの作成から記入、甘辛調整、フィードバックまでワンストップで完了できます。

また、評価結果はそのまま人材データベースに記録されるため、その後のキャリアプランサポートやe-ラーニング受講など、人材育成に活用できることもメリットです。

人材の採用から育成まで多角的な人材分析が可能

タレントパレットのデータベースを使えば、企業の生産性向上に役立つあらゆるデータを分析することができます。

例えば、異動のシュミレーション機能や採用ミスマッチ防止、離職兆候のチェック、チームのタスクバランスの把握、パフォーマンスの高い社員の「モデル人材」登録など、できることは多岐にわたります。

さまざまな自社傾向を分析・把握しておくことで、効果的に組織力を最大化できることが強みです。

タレントパレットのメリット

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ここでは、タレントパレットの導入メリットを5つの機能に分けて解説します。

すべての社員データを一元管理できる

タレントパレットは、自社の持つ社員データを1ヶ所でまとめて管理できるツールです。

従業員の持つスキルや適正、時系列順の経歴、顔写真、過去の評価などもワンクリックでアクセスできるほか、健康診断やストレスチェックの変化もスムーズに把握できます。

また社員データを一元管理することで、組織や社員の傾向分析、パフォーマンスの高い社員の傾向分析など、組織マネジメントに応用できることも大きなメリットです。

手間のかかる人事評価を効率化できる

タレントパレットの魅力は、人事担当や社員による評価業務の負担を大幅に軽減できることです。

評価からフィードバックまでワンストップで管理できるうえ、直感的に甘辛調整ができるなど評価基準・フローも簡単に統一できます。

MBO、360度評価、コンピテンシー評価、OKRなどから自由に評価シートをカスタマイズできるほか、昇給・昇格シミュレーション、相対評価・評価者の傾向分析などの機能も充実しています。

社員のキャリアに応じた育成が可能

タレントパレットは、社員一人ひとりのスキルデータや成長記録の「見える化」も得意です。

役職や年次別のスキル分析機能を活用すれば、客観的データに基づいて社員に足りないキャリア・能力の育成計画を立てることができます。

また、タレントパレットには社員に合わせたe-ラーニングのレコメンド機能や、自社教材開発機能などが備わっており、使えば使うほど人材開発を強化できることもメリットです。

異動シミュレーションにより人材配置を最適化

タレントパレットは人材データベースを活用して、ドラッグ&ドロップで簡単に人材配置のシュミレーションを行うことができます。

異動にともなう人件費の変動や部署間のスキル分布など様々なパターンを試せるため、ジョブローテーションや新規プロジェクトへのアサインなど「適材適所」を実現することが可能です。

AIによる自動のマッチングアドバイス機能もあるため、組織編成のヒントを得ることもできます。

離職防止のためのAI分析を搭載

人材不足が続く現代では、せっかく育てた人材が退職・転職しないよう予防することも大切な戦略のひとつです。

タレントパレットでは、テキストマイニング機能によりアンケートなどをAIが分析し、社員の抱える不安や不満など「離職の予兆」を知らせてくれる機能が備わっています。

早期フォローで離職を食い止めることで、優秀な人材確保や企業の生産性向上にもつながるでしょう。

タレントパレットのデメリット

最後に、タレントパレットを導入するデメリットも確認しておきましょう。

導入のための初期設定が手間

タレントパレットの導入時によくきかれるのが「初期設定の入力に手間がかかる」という点です。

正確なデータ分析を行うために仕方がないとは言え、従業員ごとにプロフィールを作成し評価や経歴などを入力するのは時間のかかる作業です。

人事に負担が集中しないよう、タレントパレットの導入に必要なタスクを社内で分担できるようにしておいてもよいでしょう。

正確な分析には細かなデータ入力が必要

次にタレントパレットのデメリットとなり得るのが「細かすぎる入力項目」です。

入力に時間がかかるのはもちろんのこと、社員のデータが様々な複数のシステムで分断的に管理されている企業は情報をまとめるだけでも一苦労でしょう。

導入が完了すれば業務効率化の強い味方になるので、タレントパレットの初期導入支援を行う企業に頼りつつ、必要な項目を埋めていくことが大切です。

多機能なぶん定着するまで時間が必要

タレントパレットは、人材戦略に関わるさまざまなタスクを一元化できるぶん、とても多機能です。

そのため慣れない時期は「使いたい機能がみつからない」「扱いにくい」と難しく感じてしまう担当者も多いでしょう。

タレントパレットは手厚いサポートがついているので、困ったことがあればチャットサポートや個別相談会などを積極的に利用していくことが大切です。

まとめ

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タレントパレットを導入すれば、自社の持つ人材を最大限活用し、企業の生産性を高めることができます。

当社には、タレントパレットの運用会社であるプラスアルファ・コンサルティング社の研修を受けた社員によるタレントパレット運用支援サービス「TPスタッフ派遣」があります。

 

『タレントパレットを導入したが、運用できなくて社内公開できてない』『導入したいが、人員不足で手が回らない』などのお悩みを解決できる人材が、あなたの会社をサポートしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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