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【無料テンプレート付き】WBS(ダブリュー・ビー・エス)とは?Excelプロジェクト管理表を解説!

更新日:2026.02.25

【無料テンプレート付き】WBS(ダブリュー・ビー・エス)とは?Excelプロジェクト管理表を解説!
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【無料テンプレート付き】WBS(ダブリュー・ビー・エス)とは?Excelプロジェクト管理表を解説!

目次

WBS(Work Breakdown Structure)は、プロジェクト管理の基本として、2026年現在も多くの現場で使われているタスク整理手法です。

ツールが多様化した今でも、「タスクを分解し、全体像を整理する」という考え方自体は変わっていません。

本記事では、Excelで扱いやすいWBS(プロジェクト管理表)を例に、WBSの基本から作り方、無料テンプレートの活用方法までを分かりやすく解説します。

wbs_template

WBSテンプレート(無料)

プロジェクトのタスクや活動を階層的に整理し、視覚的に管理するためのものです。柔軟な構成が可能で、様々なプロジェクトに対応できるため、チーム全体のコミュニケーションを促進し、円滑な業務運営を実現します。

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 WBS(Work Breakdown Structure) とは

 WBS(Work Breakdown Structure)は、プロジェクトにおけるタスクを階層的に整理・分解し、全体像を視覚的に把握するための考え方・管理手法です。

特に大規模なプロジェクトでは、以下のようなメリットがあります。 

 ・タスクのヌケモレ・重複を防ぐ
・役割分担やタスク同士の関係性を明確化できる
・スケジュールと進捗状況のギャップを把握しやすい
・事前にトラブルを回避しやすくなる 

WBSを活用することで、限られたリソースの中でも、プロジェクトを効率よく進めることが可能になります。

 なお、WBSはイチから作成するよりも、Excelテンプレートを活用することで設計の手間を減らしすぐに実務へ落とし込むことができます。 

ガントチャートとの違い

「ガントチャートで管理できているからWBSは不要」と言われることがありますが、これは少し誤解があります。

WBS

プロジェクト内のタスクを階層的に分解し、作業の全体像やタスク同士の関係性を整理するための設計手法です

ガントチャート

各タスクを時間軸に並べ、進捗状況やスケジュールを管理するための管理表です。

役割が異なるため、WBSでタスク構造を整理したうえで、ガントチャートで進捗を管理する、という使い分けが効果的です。

 両者はどちらか一方を使うものではなく、プロジェクトを円滑に進めるために補完し合う関係といえるでしょう。 

WBSには2種類ある

タスクの構造化の考え方によって、大きく「成果物型WBS」と「プロセス型WBS」の2種類があります。 

成果物型WBS

最終的な成果物から逆算してタスクを細分化し、階層的に整理していく考え方です。

 

ゴールを起点に構造化するため、プロジェクト全体の見通しが立てやすく、中間成果物同士の関係性も把握しやすくなります。

納品物やアウトプットが明確に決まっているプロジェクトや、短期間で成果を求められる業務に適しています。 

プロセス型WBS

部門や作業フェーズごとにタスクを整理・構造化していく方法です。 

 

たとえば、「社内DXを進め、2年以内に業務処理速度を20%向上させる」といったように、成果物が明確でない中長期プロジェクトに向いています。

 また、途中で成果物や中間目標が設定される場合は、成果物型WBSと組み合わせて使うことで、より管理しやすくなります。 

WBSを作成するメリット

ここでは、WBSを作成することで得られる具体的なメリットを見ていきましょう。

プロジェクト全体像の「見える化」

WBSを作成すると、タスクごとの工数が整理され、時間配分やリソース配分の見通しを立てやすくなります。

 プロジェクト全体の効率化が進むだけでなく、目標値や担当範囲が明確になるため、認識のズレや不要なトラブルを防ぐことにもつながります。 

タスク間の依存関係性の明確化

WBSでタスクを整理すると、
「同時に進められる作業」
「前工程が完了しないと始められない作業」など、
タスク同士の関係性や依存関係が可視化されます。

優先順位や効率化できるポイントが明確になるため、スケジュール設計や進行管理もしやすくなります。

タスク遅延やヌケ・モレの防止

WBSでは、フェーズごとに必要な作業を整理できるため、重要な工程のヌケやモレに気づきやすくなります。

精度の高いWBSを作成しておくことで、ガントチャートに落とし込んだ際も計画とのズレを早期に発見でき、リスクの高いタスクを事前に把握することが可能です。 

WBSは初心者にも扱いやすい

これまでのプロジェクト管理は、PMの経験やスキルに依存しがちでした。
しかしWBSはシンプルな考え方のため、テンプレートを活用すれば、初心者でも一定の品質で作成できます。

汎用性や再現性が高く、チーム全体で共通認識を持ちやすい点も大きなメリットです。 

WBSの作成方法5ステップ

次に、WBSを作成するための基本的な手順を、5つのステップに分けて解説します。

ステップ1:最終目標・成果物を定義

 まずは、プロジェクトのゴールを明確に設定しましょう。 

 

成果物や目標が具体的であるほど、その後のタスク分解や構造化がスムーズになります。
曖昧な表現は避け、できるだけ明確に定義しておくことが重要です。

ステップ2:タスクの細分化

 次に、ゴールから逆算して必要なタスクを洗い出します。 

 

この段階では、優先順位やリソース配分は考えず、まずは考えられる作業をすべてリストアップしましょう。

洗い出したタスクはさらに分解し、担当者の作業範囲や所要時間がイメージできる粒度まで細分化していきます。 

ステップ3:タスクの構造化

 タスクの洗い出しが完了したら、プロジェクトの流れに沿って並び替え、「大タスク・中タスク・小タスク」の3階層程度に整理します。 

このとき、以下の点を確認しましょう。

  • 同時に進められない作業はないか  

  • 親タスクと子タスクの関係性は適切か  

  • 同じ階層内でタスクの粒度にばらつきがないか  

     

また、遅延が全体に影響する重要タスクを結んだ 「クリティカルパス」を意識することで、 優先順位をつけやすくなります。

ステップ4:担当者・納期の設定

 次に、構造化した各タスクに担当者と納期を設定します。 

 

「1タスク1担当者」を基本とし、納期は担当者とすり合わせながら決めることで、認識のズレや無理なスケジュールを防ぐことができます。

ステップ5:定期的な見直し

プロジェクト進行中は、スケジュール変更やタスク追加が発生することも少なくありません。

そのため、WBSは一度作って終わりではなく、定期的に内容を見直し、必要に応じてタスクやリソース配分を調整していきましょう。

WBSにおける注意点

最後に、WBSの作成で失敗しないために、特に押さえておきたい注意点を3つ解説します。

タスクの期日に余裕をもたせすぎない

WBS作成時に、「余裕を持った期日設定が重要」と考える方も多いでしょう。

しかし、すべてのタスクにバッファを設けてしまうと、プロジェクト全体のスケジュールが間延びし、計画と実態がズレやすくなる原因になります。

 WBSでは、絶対に遅延できない重要タスクにのみ余裕を持たせ、それ以外のタスクは実際の工数に即した期日設定を行うことがポイントです。 

 曖昧な部分はそのままにしておかない 

WBSを作成していると、工程や所要時間が不明確なタスクが出てくることもあります。
この状態で無理に予測してWBSに組み込むと、計画と実態のズレが生じやすくなります。

そのため、曖昧な作業は「未確定タスク」として一旦切り分け、内容が固まった段階でWBSに反映していく運用がおすすめです。

 WBSの作成や整理が難航する場合は、専門知識を持つ外部サポートに相談するのも有効な選択肢といえるでしょう。 

社内のWBSテンプレートはひとつに統一する

WBSを継続的に活用するためには、社内で使用するテンプレートをひとつに統一しておくことが重要です。
フォーマットを揃えることで、WBS作成業務の標準化や効率化につながり、品質のばらつきも抑えやすくなります。

また、WBSが社内に蓄積されれば、類似プロジェクト発生時に過去のWBSを流用・調整するだけで、スムーズに作成できるようになります。

自社でイチから作成するのが難しい場合は、利用可能な無料テンプレートを活用するのも有効です。 

WBSテンプレート無料ダウンロードはコチラ

さまざまな企業でプロジェクト管理の効率化に携わってきた経験から、汎用性が高く柔軟にカスタマイズ可能な「プロ視線で使いやすいWBS」の無料配布をスタートしました。

プロジェクト管理に強いWBSをお探しでしたら、EXCEL女子が提供するWBSテンプレートをご活用ください。

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「そもそもWBSを使う時間がない」「さらに効率化を目指したい」といった場合は、EXCEL女子が提供する情報システム・IT事務サポートもおすすめです。

もしWBSの導入やプロジェクト管理改善にお悩みの際は、ぜひご相談ください。

 

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