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【2025年最新版】その業務、効率化できるかも?Excel(エクセル)で始める業務改善アイデア集

更新日:2025.10.24

【2025年最新版】その業務、効率化できるかも?Excel(エクセル)で始める業務改善アイデア集

目次

. もっと早く終わらせたい 
.

.  手作業が多くてミスが減らない 
.

そんな日々のなんとなく非効率を放置していませんか?

実は、特別なシステムを導入しなくても、Excelの機能を活用するだけで業務は驚くほどスムーズになります。
この記事では、企業でよくある業務を例に、Excelで実現できる業務効率化のヒントを紹介します。

あわせて、実際にExcelを使った業務改善をサポートする「EXCEL女子」サービスについてもご紹介します。

檜田詩菜

執筆:檜田詩菜(過去のインタビューはこちら

コクーのマーケティング担当。鹿児島県出身。数年前まで美容コスメ・雑誌・不動産・IT業界の顧客マーケティングを担当。サスペンスLOVE。

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1. Excelでできる!業務効率化の定番アイデア3選

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「気づけば毎月同じ作業を繰り返している」「自動化したいけれど、何から始めればいいか分からない」
そんな悩みを持つ企業担当者の方は多いのではないでしょうか。

実は、身近なExcelの機能を少し工夫するだけで、驚くほどの時短効果が得られます。
ここでは、今すぐ試せる自動化の3つの方法をご紹介します。

① 関数で転記作業を自動化する

請求書や名簿づくりで、他のシートからコピペを繰り返していませんか?
VLOOKUPやXLOOKUP関数を使うことで、「条件に合ったデータを自動で呼び出す」仕組みが簡単に作れます。

入力するたびに探して貼り付けて…という作業が消えるだけで、毎月数時間単位の削減につながります。

こういうシーンに最適

 顧客IDをもとに、別シートから住所や担当者名を自動表示
 商品コードを入力したら、単価や在庫数が自動反映

② マクロで定型処理をボタンひとつに

「毎朝の集計」「毎月の報告書作成」など、同じ手順を繰り返す業務にはマクロ(自動化プログラム)が最適です。
Excel上で自分の操作を記録しボタンひとつで再現できるため、専門知識がなくても手軽に自分専用RPAを作ることができます。

一度設定すれば、あとはワンクリック。作業時間が10分の1になることも珍しくありません。

こういうシーンに最適

 毎日の売上データを自動集計し、グラフ化まで完了
 
各支店から届いた報告ファイルを1つのシートにまとめる
 
ルダ内のExcelを自動で統合して出力

③ Power Queryでデータ整理を効率化

社内のCSVや外部データを整形する作業は、地味に時間がかかるもの。
そんなときは、Excelに標準搭載されているPower Queryを活用しましょう。ファイルの取り込み・整形・結合などを自動化でき、「次回以降は更新ボタンを押すだけ」で最新データを反映できます。

データの前処理を自動化することで、分析や意思決定のスピードが格段に上がります。

こういうシーンに最適

 毎週アップロードされる売上CSVを自動で統合
 日付や商品カテゴリを自動整形してグラフへ出力
 複数部署からのデータをリアルタイムで連携

 

💡まとめ:まずは“繰り返している作業”を探そう
自動化の第一歩は、「毎回やっている手作業」を洗い出すこと。
Excelには、VLOOKUP・マクロ・Power Queryといった“時短の仕掛け”がすでに備わっています。
ツールを増やさず、今あるExcelを使いこなすだけで、現場の業務はもっと軽く、もっと速く動かせます。

2. よくある非効率業務の改善例

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Excelをうまく活用すれば、日々のルーティン業務を「考えなくても進む仕組み」に変えられます。
ここでは、企業でよく見られる手作業が多い業務をピックアップし、Excelでどう効率化できるかをBefore/Afterで紹介します。

① 日報・勤怠集計の転記作業

時短効果: 手作業15分 → 自動更新1クリック

Before

各社員が入力した日報を手作業でコピーし、集計シートにまとめている

After

ExcelのPower Queryで各ファイルを自動統合。更新ボタンを押すだけで最新データに反映

「ファイル名に日付を含める」などのルール化で、毎日の自動処理が安定します。
【無料】勤怠管理シート(Excelテンプレート)

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様々な働き方に対応できるエクセルテンプレートがあれば、より楽に正確に管理することができます。こちらの勤怠管理テンプレートはコクーのVBA女子が作成しました。ぜひご活用ください。
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② 請求書・見積書の作成

時短効果: 1件5分 → 1件30秒

Before

案件ごとにフォーマットを開いて顧客情報をコピペ

After

顧客IDを入力すると、VLOOKUP/XLOOKUP関数で自動反映。金額や品目はマスター管理

マスターを1つにまとめておくと、全シートで常に最新の顧客情報に連携できます。

③ 各店舗・部署からの実績報告取りまとめ

時短効果: 1時間 → 5分

Before

メールで送られてきたExcelを1つずつ開いて、数値をコピー&ペースト

After

マクロでフォルダ内の全ファイルを自動結合し、日付順に並べ替えて集計

1回設定すれば、次月以降はボタンひとつで完了します。

④ 売上分析・レポート作成

時短効果: 月末2時間 → 10分

Before

毎回同じグラフを作り直し、色やラベルを整えるのに時間がかかる

After

ピボットテーブル+スライサーで、条件を変えるだけでグラフが自動更新

レポートテンプレート化すれば、誰でも同じフォーマットで提出でき、属人化を防げます。

 

💡まとめ:Excelは最初の自動化ツールに最適
RPAやAIを導入する前に、Excelの機能を活用するだけで自動化できる業務はたくさんあります。
現場をよく知るスタッフが、自分たちで改善を進められるのも大きなメリット。
まずは「繰り返している作業」から、Excel自動化に置き換えてみましょう。

3. システム導入の前に、Excelの見直しを

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「業務効率化といえば、新しいシステム導入」という考え方、実は少し早計かもしれません。
もちろん、専用ツールやRPAには優れた面もありますが、
現場がExcelを使いこなせていない状態で導入しても、十分な効果を発揮できないケースが多いのです。

Excelを『古いツール』だと思っていませんか?

今のExcelは、単なる表計算ソフトではありません。

  • 関数
  • マクロ
  • Power Query
  • Power Pivot

といった機能を活用すれば、業務データの自動化・可視化・共有まで完結できます。

つまり、Excelは最初に取り組むべきデジタルツールともいえます。既に社内で使われているからこそ、導入コストゼロで始められるDXなのです。

まずは「現場で回っているExcel」を棚卸ししよう

 どんな資料が、誰によって、どの頻度で作られているか
 同じ情報を複数箇所に入力していないか
 毎月繰り返している作業はないか

これらを整理することで、「どこを自動化すれば時間が浮くのか」が明確になります。
たとえば、請求書発行や日報集計のような定型作業は、Excel関数やマクロで十分に効率化可能です。

Excel自動化はDX投資の土台になる

Excelで業務を自動化することは、単なる時短ではありません。
それは、将来的にシステムやRPAを導入するときに「データ構造が整っている」状態をつくるということ。
つまり、Excelでの改善こそがDXの第一歩なのです。

無秩序な手作業をそのまま自動化すると、結局「使いこなせないツール」になってしまう――
そんな失敗を避けるためにも、まずはExcelで業務設計を見直すことが重要です。

💡まとめ:DXの前に、Excelで“仕組み化”を。
システムを導入するより先に、「どんな作業を自動化できるか」「誰がデータを扱うか」をExcel上で整理する。このステップを踏むことで、その後のDX化がスムーズに進み、投資対効果(ROI)も高まります。小さな自動化が積み重なれば、組織全体の“働き方”が変わります。まずは、Excelを見直すことから始めましょう。

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4. 「EXCEL女子」がサポートする業務効率化とは

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「Excelをもっと活用したいけれど、どこから手をつければいいか分からない」
「自動化したい作業があるけど、社内に詳しい人がいない」

そんなときに頼れるのが、コクー株式会社の『EXCEL女子』です。
EXCEL女子は、企業の現場に入り込み、Excel業務の整理・改善・自動化をサポートする常駐型の人材サービス。
単なるアシスタントではなく、自動化を自走できるチームづくりのパートナーです。

現場で“使える”自動化を、実務の中でつくる

EXCEL女子の強みは、現場目線の課題発見力。
業務フローを一緒に確認しながら、
「関数で解決できる部分」「マクロで自動化すべき部分」などを整理します。

サポート例

 日次レポートや勤怠集計の自動化テンプレート作成
 複数部署のExcelデータ統合(Power Query活用)
 RPA・BIツール導入時の前段階としてExcel業務を構造化
 定型資料の自動更新マクロ作成 など

Excelの使い方支援にとどまらず、業務そのものの設計から改善していくのが特徴です。

すべて正社員・安心の教育体制

EXCEL女子は全員がコクー株式会社の正社員。
Excelの基本操作からマクロ・VBAまで、段階的な研修を受けて現場に配属されます。
バックオフィス出身のスタッフも多く、「現場で求められる実務スキル」を理解しているのが大きな強みです。

また、チーム単位での常駐支援も可能なため、人材定着やナレッジの継承にも効果的です。

Excelからはじまる現場発DX

EXCEL女子の支援は、単なる一時的なサポートではありません。
業務を整理・自動化し、将来的にはRPAやBIツールなどのDX施策へつなげるための橋渡しを行います。

Excelでの仕組み化を進めながら、

  • 「どの業務がシステム化に向いているか」
  • 「どの作業は自動化すべきか」

を見極めることで、無理のないDXロードマップを描くことができます。

💡まとめ:Excel業務の“属人化”をなくし、組織で成長するために。
Excelが得意な人が1人いるだけでは、組織全体の効率化は進みません。
EXCEL女子は、現場に寄り添いながら“仕組みとしての自動化”を定着させる存在です。

まとめ|Excelからはじめる、現場発の業務効率化

「DX」「業務改革」と聞くと、特別なシステムや高額なツールを思い浮かべがちですが、
本当に必要なのは“現場で動く小さな改善”です。

Excelには、関数・マクロ・Power Queryなど、すぐに使える“自動化の仕組み”がすでに備わっています。
これらを活用するだけで、日々の定型業務は確実に軽くなり、残業時間や人的コストの削減につながります。

当社には、今抱えていらっしゃる課題をしっかりと把握し、解決のご提案・対応させていただくEXCEL女子によるDX支援サービスがあります。

その一歩を踏み出す時間がない、またはスキルを持つ人がいない――
そんなときこそ、EXCEL女子が現場の伴走者となります。

Excelの整理・仕組み化・自動化を通じて、「ツールを使いこなせる組織」を育てる。
それが、EXCEL女子が目指す“現場発DX”です。

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『EXCEL女子』は、バックオフィス業務のDX化を支援する専門スタッフによる事務代行・内製化支援サービスです。営業・マーケ・経理・人事・総務などの業務効率化を通じて、企業の競争力強化と持続的成長をサポートします。
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業務自動化 ✖ EXCEL女子の解決事例

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